実写版映画「アラジン」から学ぶ
先日気になっていた実写版の映画アラジンを鑑賞してきた
公開前から話題になってただけあって多くのお客さんで賑わっていた
ストーリーとしてはネタバレというか多くの人が知っているだろうからそこまで書かないけど
ストーリーを知っていても素直に楽しめた
興行収入やサウンドトラックのランキングも好調で音楽的なマーケティング的にも注目をしていてた作品
アラジンが実写化 アニメ版と比べて
名作のアニメーションを実写化するとなると、どのような感じになるのだろうか?
と思ってたけど映像が本当に綺麗で鮮やかな質感だった
名曲がさらにそれを押し上げて感情を高めてより物語に入りこませてくれる
音楽と映画が上手に相乗効果となっていた
近年のミュージカル映画やバンドの映画も含めて本格的に音楽映画がヒットの法則に繋がっているんだと思う
映画の中身ももちろんだけど、主題歌を含むサウンドトラックもどんなアーティストを起用するのか、楽曲として面白いか?が問われる
アニメ版と比べて全てが同じ設定では無いがうまく現代社会にメッセージを送る作品として描かれていた
アニメ版の再現ももちろんだが新しい実写版ならではの表現の仕方が楽しめる
しいて言えばアニメ版のジャスミンの父親である王様サルタンは
アニメ版のように丸くユーモアたっぷりの陽気な感じで表現してほしかったが(笑)
現代の社会性をうまく表現
アラジンは状況を変えたい青年、ジャスミンは女性としての自立、ジニーは自由を求める心優しいランプの魔人
きっと観る人のどこかにこのキャラクターが代弁してくれるシーンがあるはずだ
最近の映画の傾向としてありのままで行く、受け入れるという軸がある気がする
でもなんだかんだ成長しなくてはいけない部分
変えるべきところは変えていく
大事な軸はありのまま、のバランスが基本なのは大事だ
全部ありのままでは状況は変わらない
そんなメッセージ性を感じられた
ウィル・スミス
相変わらずスーパースターだと思う
俳優としても大好きで尊敬してる
やはり多くの映画で主演をし、主題歌まで歌いヒットさせるのは並大抵ではない
1992年に公開されたアニメ版のロビン・ウィリアムズが作り上げたジニーのキャラクターに対してもリスペクトしながらも新しいジニーを表現してるのがわかる
ラッパーとして出てきた人がここまでいろんなことに挑戦していて本当に勉強になる
HIPHOPのシーンでもよくリアルかフェイクという議論がされる
はっきり言って一生懸命な人は誰でもリアルだとオレは思ってる
映画の曲もHIPHOP調にしたのもオレ的にはかなりありだ
DJ Khaled(キャレド)の最新感にあえてオールドスクールで合わせて行くのもさすがだと思う
アラジンの名曲といえば「 A WHole New World 」
元ワン・ダイレクションのゼインとジャヴァイア・ワードが歌うエンドクレジット曲も最高だ
サウンドトラック
実写版映画アラジンはドルビーアトモスのタイプで観たのだが予算をかけてるだけあり音質が良かった
最初のオープニングのアラビアンナイトのサビから飛ばされる
サウンドトラックもじっくりと聞いてみたいと思う
自分の作品にも活かせそうだ
最後にこの曲で