【 映画 レスラー「THE WRESTLER」から学ぶ 】

気になっていた映画

レスラー 「THE WRESTLER」

主演の俳優ミッキーロークが

本当に役の世界と彼の活動して来た

現実世界とがうまくマッチした作品だった

ミッキーロークの人生は調べたらすぐにわかる

彼の人生も知っておくとよりこの作品の

主人公にぴったりだと感じる

作品の内容は観てほしいからシンプルに言うと

主人公はプロレスの人気スター

そこから時が経って若手も出てきたり、体の不調、時代の流れ

家族をほったらかしにしたりなど

いろんなことが起こり人生の頂点から

徐々に輝きを失ってくんだけど

それでもプロレスを辞めずにというか

実際辞めようとは思うんだけど


「やっぱりこれしかない」って「これしか知らない」


ってまたリングに上がって行くというストーリー

何かに挑戦してる人は必ず来るだろう

ここで辞めようか?でもやっぱり諦めきれない

っていう気持ちの浮き沈みのサイクル

それに対する答えを学べる作品だと思う

でもありきたりではないのがこの映画の面白い所だ

人間臭さが本当に感じられる

普通の映画なら自分のダメな部分を時間をかけて

修正して行くんだろうけど、この作品では

主人公は確かに今までの人生の修正を図ろうとはする

でもそう簡単には全ての失敗はやり直せないってことを知る


「だから目の前のこと、ずっとやってきたこと

それをやるしかない、それに賭けるしかない」


ってある意味で現実味がもの凄くある

誰にでも立て直したいことは多くあるだろう

もちろん修正できる人もきっといる

でも大半はそう簡単には行かないはずだ

だからこそ今に集中

向き合って取り組んで未来を変えてくしかない


「未来は今という時間の積み重ね」


だと思うから

何にしろ現役で何かをやっているという人には

この主人公を取り巻く状況

時代の流れ、年齢、体調、新しい世代など

衰えを感じる経験をするだろう

それでも全部を投げ捨ててでも

挑戦を続けることを選びたいと思わせること

それ自体を見つけている幸せ

その部分に感謝をしなくてはいけないな

と学べる作品だった

もちろん主人公も全ての失敗を正し、取り戻して

全てがハッピーエンドでお決まりの

エンディングの方が観てる方は嬉しいけど

それでは味が増さないから

そこがこの作品が多くの人の共感を

得ているポイントなのではないかなと思う

気になった方は是非