人にもコモディティ化の波が来ている
最近いろんな分野で同じような人が多く出てくるなと感じている。その人らしさ、その人でないと難しい、その人しか無理だと言われるような人ではなく変わりはいくらでもいる。
そんな状態に多くの人が向かってるのはまずいなと。
その人にしかできない存在になることは難しいのは事実。だけどそんな人を目指す方向がコモディティ化の影響を受けずにさらにオリジナリティを磨き上げる唯一の道なのかもしれない。
コモディティ化とはわかりやすく簡単に言うと
コモディティ化はここではわかりやすく言うと、製品や日常品の機能や性能、品質などのスペックが買う側、使う側にとってどこのメーカーもだいたい同じように位置付けされてしまってる状態のこと。
差別化できてなくほとんど一緒で横並びということだ。
コモディティ化がどんどん進むと
この状態が進んで行くと、なんとなく予想はつくだろう。同じレベルであればとことん安い方が選ばれる。だからもっと安い物を提供側は作る利益は落ち疲弊していく。
体力がある大手には有利だが、ほとんどはその状態では長く活動を続けることはできない。
良い人材のコモディティ化
「良い人材」この言葉はどこの業界でもよく聞く言葉だ。
就職活動中の学生からビジネスマン、スポーツ選手、アーティスト、芸能関係、男女関係などなど多くの分野で良い人材を求める。
でもこれはある意味、人に対しても製品と同じようにスペックが求められ、同じようなスペックで飽和状態になって人もコモディティ化していると感じる。
そこだと製品など同じように、選ぶ側も安い方を選ぶ。
でもなぜか人は同じスペックになるよう競争させられている。またそれが普通だと考える人があまりにも多い気がする。
でもそのコースで進むと同じようなスペックの人がまた並んでいる。どんな業界もそのルーティンで繰り返し。
このままでは人の価値も安さで勝負することになるのではないか?と人のコモディティ化の波が来ていることを感じている。
しかもこれからは国内だけではない、海外勢も同じようなレベルのスペックの人も来る。
もちろんさらにレベルが上の人達も来るが、そのレベルもまた多くあふれる。ぶっちゃけきりがないわけだ。
この波はこれからもさらに加速していくだろう。止められない。だからこそ、どうこの波を乗りこなすのかを考えて動かないといけない。
どうコモディティ化の波を乗りこなすか?
まずはこの「人にもコモディティ化の波が来ている」ことを知り、考えるだけでも一歩リードだ。周りと同じ考えや行動をしていてはまずコモディティ化まっしぐらだ。
今いる業界、市場でどうコモディティ化から抜け出す行動をするしかない。その人しかできない、その人なら面白い、その人とならやってみたい、そんな人物になれるよう目指すべきだ。
もしかすると、一定のエリアに達すると同じような次の人達が現れるかもしれない。ならまたイノベーションを繰り返す。
ずっと学んで行動するしか道は無い。そこに楽しみを見出すことが波に乗り続ける秘訣なのかもしれない。